- Uber Eatsの配達パートナーの配送報酬のシステムを解説
- 報酬の支払い方法や頻度
Uber Eatsの配達パートナーとして稼いでみたい!と思う人は徐々に増えてきています。
時間に縛られず・上下関係に縛られない・ストレスフリーな稼ぎ方、いいことづくめですしね。
しかし、Uber Eatsの配達パートナーとしての報酬制度は結構ややこしいんですよ。
時給制度ではありませんし、追加報酬もあり少し複雑です。説明会で詳しく説明はされますが、始めるかどうかの判断基準に知っておきたいところですよね。
そこでこの記事では、「Uber Eatsの報酬システムについて」詳しく解説していきます!
結論としては、報酬システムは3つの要素から成り立っています。
配達報酬=[基本料金]-[サービス手数料]+[インセンティブ]
- 基本料金……商品を店から受け取った回数・注文者に引き渡した回数・配達した距離に応じた報酬
- サービス手数料…..基本料金より差し引かれる、一定の手数料(Uber Eatsの取り分)
- インセンティブ…..配達報酬に上乗せされる追加報酬制度
支払い方法としては基本的に銀行振り込みで、週に1回の振り込みです。記事内で詳しく解説していきます!
- Uber Eatsを始めようか迷っている人
目次
Uber Eatsの具体的な報酬システム
報酬システムは「基本料金」「サービス手数料」「インセンティブ」の3つの要素で成り立っていて、具体的な計算式としては以下の通りです。
配達報酬=[基本料金]-[サービス手数料]+[インセンティブ]
- 基本料金……商品を店から受け取った回数・注文者に引き渡した回数・配達した距離に応じた報酬
- サービス手数料…..基1本料金より差し引かれる、一定の手数料(Uber Eatsの取り分)
- インセンティブ…..配達報酬に上乗せされる追加報酬制度
これだけ見てもわかりづらいと思いますので、ある程度の目安を先に伝えておくと、以下の通りです。
- 10分以内の短距離の配達だと400~500円程度
- 10分以上の長距離配達だと500~800円程度
もちろん配達方法で配送距離も変わりますし、地域によって異なりますので正確ではありませんが、僕の感覚ではこのくらいです。
では「基本料金」「サービス手数料」「インセンティブ」について詳しく解説していきます。
①最も基本的な報酬である「基本料金」
まず最も基本的な報酬システムである「基本料金」について紹介していきます。基本料金の具体的な計算式は以下の通りです。
基本料金=[受取料金]+[受渡料金]+[距離料金]
受取料金…..レストランで商品を受け取ると発生する報酬
受渡料金…..注文者に商品を渡すと発生する報酬
距離料金…..レストランから注文者への距離に応じて発生する報酬
基本料金は「受取料金」「受渡料金」「距離料金」の3つの要素を足し合わせたもので、どれだけ配達したか、どのくらいの距離を配達したかによって変わってきます。
受取料金と受渡料金と距離料金の具体的な値については、サービスエリアごとに異なります。具体的値をまとめた表は以下の通りです。
エリア | 受取料金 | 受渡料金 | 距離料金 | サービス手数料 |
東京 | 265円 | 125円 | 60円/km | 10% |
埼玉 | ||||
千葉 | ||||
神奈川 | 250円 | 120円 | ||
愛知 | 215円 | 105円 | ||
大阪 | ||||
京都 | ||||
兵庫 | ||||
福岡 |
東京で2km先の注文者に1回配達すると、265+125+60×2=510円の基本料金になります。
②Uber Eatsの取り分であるサービス手数料
Uber Eatsのシステム維持のためにやはり、Uber側にも報酬が入らなければ成り立ちません。
そこで基本料金から差し引かれる報酬として「サービス手数料」があります。具体的な計算式としては以下の通りです。
サービス手数料=[基本料金]×[サービス手数料割合]
サービス手数料の割合は全国一律で1割(10%)です
東京で2km先の注文者に1回配達すると510円でしたが、その時のサービス手数料は510×0.1=51円です。なので510-51=459円が報酬として支払われます。
2kmの配達は大体15分程度で終わるので、15分で450円と考えると結構割のいい稼ぎになりますね。
③追加報酬制度であるインセンティブ
基本的な報酬システムは、基本料金とサービス手数料で決まります。しかしそれに追加される報酬としてインセンティブが発生することがあります。
インセンティブには以下の4つの種類があります。それぞれ詳しく説明していきます!
- ブースト….注文の多い時間帯や場所で一定の倍率で報酬を増額する(1.1倍や1.4倍など)
- クエスト….ある一定の条件を満たすと発生する報酬(人によって条件は異なる)
- オンライン時間インセンティブ….稼働時間に応じて一定の報酬額に達しなかった場合の追加報酬(最低時給保証制度のようなもの)
- ピーク料金….注文の多い時間帯やエリアで追加報酬(ブーストと違いリアルタイムで変化する)
1.一定の倍率で追加報酬「ブースト」
ブーストとは配送の基本料金を、注文の多い時間帯や場所において、一定の倍率(1.1~1.4倍など)で増額する仕組みのことです。
東京で2km先の注文者に1回配達すると510円でしたが、1.4倍のブーストが発生すると714円になります。
インセンティブにはサービス手数料がかからないので、サービス手数料は先ほどと同じ51円
結局支払われる報酬額は714-51=663円になります。
ブーストをうまく利用すると効率よく稼ぐことができるのでオススメです。
ブーストは事前に連絡が来るので、ブースト発生時間は積極的に稼働するといいかもしれません。
②一定条件達成で追加報酬「クエスト」
「クエスト」という単語は、よくゲームなんかをする人にとっては馴染み深いかもしれません。ある一定条件を満たせば追加報酬を得ることができる制度です。
クエストの内容は個人によって変わってきますが、例えば「4回配達完了で400円」「12回配達完了で1600円」というふうにゲーム感覚で楽しめます。
大晦日 & お正月 クエストですよ!#ウーバーイーツ京都 #UberEATS pic.twitter.com/Kr9SBOf2Rm
— C.S.Nes…@UberEats 京都 配達員 (@CSNes14) December 30, 2018
③最低時給保証!?オンライン時間インセンティブ
Uber Eatsの配達パートナーとして稼働してみたけど、あまり稼げなかった。
そんなことを防ぐために最低時給保証制度のようなものが存在して、それが「オンライン時間インセンティブ」です。
指定された時間に置いて、配達報酬額が一定の基準に満たなかった場合、その差額をUber側が支払うという制度です。
オンライン時間インセンティブが1時間1000円のとき、実際に稼いだ金額が800円だった場合200円の追加報酬
1日中対象時間なわけではないですが、報酬がある程度確約されているのは安心ですね。
④リアルタイムで変化する!?「ピーク料金」
2019年8月15日から大阪・神奈川・兵庫のみで試験的に導入されているのが、「ピーク料金」という制度です。
注文の多い時間帯や場所で配送すると追加報酬がもらえるという制度で、「ブースト」と似通っています。
ブーストは事前に発生する場所が知らされていますが、ピーク料金では知らされておらず、配達パートナーが不足している場所に送り込むための制度であると言えます。
リアルタイムで変化するので、その場所に向かったけれどもついた頃には消えていたということもあります。
追加報酬が入ったらラッキーくらいの気持ちでいた方がいいかもしれませんね。
時給制ではなく出来高制なので、どのくらい稼ぐことができるのかは人それぞれ異なります。
しかし当サイトでは100人にアンケートを行った結果、ある程度の目安を算出しました。詳しくは以下の記事を御覧ください。
報酬の支払い方法や頻度
次に報酬の支払い方法はどのように行われるのか、報酬の支払い頻度はどのくらいなのか。について紹介していきます。
報酬の支払い方法には2つのパターンがあります。それが以下の2つです。それぞれ詳しく説明していきます。
- 銀行振り込み
- 現金払い
①週に1回の振り込み「銀行支払い」
最も基本的な報酬振り込み方法になるのが「銀行振り込み」です。
週に1回の振り込みで、月曜日の午前4時締めで火曜日に送金されます。
海外からの送金になるので数日間支払いが遅れることもありますが、週に1回の振り込みなのですぐに金欠が解消されるのが嬉しいですね。
振り込み口座の登録は、説明会の時に登録します。どの口座に振り込んでもらうか決めておきましょう。
②金欠解消!その場で報酬「現金払い」
Uber Eatsでは現金払いというのも行っています。
というのも注文者が支払う方法が、クレジットカードもしくは現金を選べるので現金払いの注文者を対応した場合、即時現金が手に入るのです。
注文者は料理の代金と配達料金を合わせて支払うので、配送パートナーのあなたは報酬額以上のお金を手に入れることになります。
なのですぐにお金は手に入りますが、自分の報酬額より多くもらった分は、事前に登録しておいた「クレジットカード・デビットカード」から引き落とされます。
注文者の現金支払いに応じるかどうかは、自分で決めることができます。
現金払いを受けるメリット | 現金払いを受けるデメリット |
|
|
メリット・デメリットを考えた上で、現金支払いを受けるかどうか決めましょう。
現金払いはUber Eatsの説明会でクレジットカードの登録をしておけば、アプリから簡単にオン・オフを切り替えることができます。(詳しい方法はUber Eatsのホームページをご覧ください)
まとめ
Uber Eatsの報酬制度は、時給制度ではなく出来高制で少しややこしいかもしれません。
しかし何回か経験すると慣れます。とりあえずたくさん配達すれば、たくさん報酬がもらえる。そのくらいの感覚で大丈夫です。
あまり難しく考えずにとりあえず初めてみるのがいいですよ!
この記事は以上で終わりです。Uber Eatsを始めようか迷う人の役に少しでも立てたなら幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
全記事一覧 | |
カテゴリー | 記事 |
まとめ | 注文者向けまとめ |
配達者向けまとめ | |
始める | 配達パートナー登録方法 |
登録会の内容 | |
仕事内容 | |
時給換算 | |
報酬制度解説 | |
実際の評判 | |
コラム | サラリーマンの副業 |
大学生 | |
女性 | |
恋愛事情 | |
辞め方 | |
エリア別 | 配達可能エリアまとめ |
東京 | |
埼玉 | |
千葉 | |
神奈川 | |
愛知 | |
大阪 | |
京都 | |
兵庫 | |
福岡 | |
稼ぐコツ | 稼ぐコツまとめ |
自転車vs原付バイク |